#1:はじめまして―当事業立ち上げの背景、展望―
2025.5.28|早瀬 亘
ごあいさつとこのブログについて
Hays Technology Consultingの早瀬と申します!
初回ということで、まず自己紹介を兼ねて、創業の経緯やこの事業に込めた想いを綴らせていただきます。
※正直に申し上げると、このホームページのデザインは少し気合いが入りすぎたかもしれません。ここではもう少し肩の力を抜いて、私自身の言葉でお話できればと思っています。
原点は、生まれ育ったこのまち・滋賀県大津市
私は生まれてから大学卒業まで滋賀県大津市で育ちました。
このまちで過ごした時間、そこで出会った人たちとの関係性、何気ない風景や空気の記憶。それらは今の私の原点であり、かけがえのない財産です。
だからこそ私は、このふるさと滋賀をより魅力的な場所にしたい、そしてその営みに自分の仕事を通じて関わりたい、そんな想いをずっと抱いてきました。
教育を志した学生時代、そして想定外のビジネスの世界へ
学生時代は野球部に所属し、将来は教員として地域の子どもたちを育てたいと考えていました。
正直に言えば、社会人としてビジネスの世界に飛び込んだのも、「いずれ教育の現場で活かせる経験を積もう」くらいの気持ちでした。
しかし、ITコンサルタントとして様々な企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)や業務改革、組織立ち上げや働き方改革に携わる中で、私は「変革の現場」に立ち会う醍醐味に魅了されていきました。
それと同時に、ITというものが単なるツールやコストではなく、「社会や地域が抱える根深い課題を乗り越えるための実装可能な希望」たりうることも実感しました。
「この仕事は誰のためか?」という問いと向き合って
とはいえ、各種業界大手企業の案件を数多く経験する中で、ある問いが心の中に繰り返し浮かぶようになりました。
「この仕事は、誰のためのものなのか?」
規模が大きくなればなるほど、その問いへの実感が希薄になり、「顔の見える誰かの役に立っている」という確信が持てなくなることもありました。
だからこそ、自分の培ってきた知見やスキルを「もっと身近な人の幸せのために活かせないか」と考えるようになりました。
家族や友人、昔から見てきた地域の事業に携わる方々。
その人たちの困りごとに一緒に向き合い、ITやデジタルの力で現場が変わっていくプロセスに並走できたら、それはきっと自分にとっても本当の意味での“やりがい”になる。
そう確信するようになったのです。
ITは手段。戦略なき導入では意味がない
滋賀県に限らず、日本全国でデジタル化の遅れや人手不足が深刻化しています。
これは単なる「業務効率化」の問題ではなく、教育、医療、福祉、観光、地域交通など、生活の根幹に関わる問題と直結しています。
私は、「社会課題をビジネスで解決する」という覚悟と、「ITを活用して地域に新しい選択肢をもたらす」という信念を持っています。
プロジェクトの構想段階から現場実装、運用定着に至るまで、戦略と現実の“橋渡し”をする力には自信があります。
そして、どんな高度な技術や複雑な課題であっても、それを誰にでも伝わる言葉に翻訳して、共に前に進む道を描くことができます。
滋賀を豊かに、そして社会を前に進めるために
「滋賀から、そして地方から日本の未来を変えていく」
それが、私がこの事業に込めた志です。
ぜひ一緒に、皆さまの事業や地域の現場に寄り添い、ITの力で社会を少しずつ良い方向へと動かしていきましょう。